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ティム・ウィントン
(原作)1960年、オーストラリア生まれ。大学在学中に19歳で初めて書いた小説「An Open Swimmer」(81)が、新人作家に与えられるオーストラリアン・ヴォーゲル文学賞を受賞し、執筆活動を開始。「ブレス」(08)のほか、「Shallows」(84)、「Cloudstreet」(91)、「Dirt Music」(01)の4作品がオーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞している。また、「ブルーバック」(97)など他の作品も含め、国外からの評価も高く、これまでの作品が28の言語に翻訳されている。今ではオーストラリアで最も著名な作家の1人として、フィクション、ノンフィクション、児童文学と、幅広い著作活動を継続中。
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サイモン・ベイカー
(監督・製作・脚本/サンドー)1969年、オーストラリア生まれ。TV俳優として活躍後、米アカデミー賞®受賞作『L.A.コンフィデンシャル』(97)に出演し注目を集める。代表作は、主演を務めたTVシリーズ「メンタリスト」(08-15)シリーズで国際的に大ヒットし人気を博した。主な出演作には、『楽園をください』(99)、TVドラマ「堕ちた弁護士~ニック・フォーリン~」(01-04)、『ランド・オブ・ザ・デッド』(05)、『プラダを着た悪魔』(06)、『キラー・インサイド・ミー』(10)、『マージン・コール』(11)などがある。『ブレス あの波の向こうへ』(18)で監督デビューを果たし、監督、製作、共同脚本、主演も務めた。同年のオーストラリア・アカデミー賞で9部門ノミネートされ、サイモンが最優秀助演男優賞を、オーストラリア映画監督協会では最優秀長編監督賞を受賞。サーフィンは、ニューサウスウェールズ州の大会で優勝するほどの腕前。
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エリザベス・デビッキ
(イーヴァ)1990年、フランス生まれ。バレエダンサーの両親の元に生まれ、女優として活躍するまでバレエダンサーとして訓練を受けていた。バズ・ラーマン監督作『華麗なるギャツビー』(13)で国際的映画デビューを果たし、オーストラリア映画協会賞の助演女優賞を受賞するなど注目を集める。2012年にVOGUE Australiaで表紙を務めたことでも話題になった。主な出演作に、『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)、『マクベス』(15)、『エベレスト 3D』(15)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)、『ピーターラビット』(18)、『クローバーフィールド・パラドックス』(18)などある。2020年公開予定のクリストファー・ノーラン監督作品に出演予定。
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サムソン・コールター
(パイクレット)オーストラリア生まれ。シドニー・ハーバーの北に位置するマリン・ビーチで育ち、幼い頃からサーフィンに慣れ親しむ。募集を見た両親と学校の先生からの勧めでオーディションに参加し、15歳の時にパイクレット役に抜擢される。本作が演技初挑戦となる。
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ベン・スペンス
(ルーニー)オーストラリア生まれ。西オーストラリア州マーガレット・リバー地方で生まれ、元々サーファーとして活躍していた。サーフィン・オーストラリアという団体の呼びかけで本作のオーディションを知り参加。16歳の時にルーニー役に抜擢される。サムソンと同じく演技初挑戦。
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リチャード・ロクスバーグ
(パイク氏:写真右)1962年、オーストラリア生まれ。『革命の子供たち』(96)、『M:I-2』(00)、『ムーラン・ルージュ』(01)、『ヴァン・ヘルシング』(04)、『MI6 前編・後編』(09)、『サンクタム』(11)、『ハクソー・リッジ』(16)など世界各国の映画をはじめ、舞台やTVドラマにも出演。
『ディア マイ ファーザー』(07)で映画監督デビューも果たし、同年のオーストラリア映画協会賞監督賞にノミネートされた。 TVドラマ「RAKE」(10-18)では、出演のほか共同企画と製作も務め、同作の演技で2011年にシルバー・ロギー賞男優賞、2012年にオーストラリア映画TV芸術アカデミー賞のTVシリーズ部門主演男優賞を受賞した。レイチェル・ブレイク
(パイク夫人:写真左)1971年、オーストラリア生まれ。13歳で短編映画に出演し、TVシリーズに出演。『MI6 前編・後編』(09)では本作で共に夫婦を演じるリチャードと共演。2001年にオーストラリア映画界への貢献を称えられ、オーストラリア政府による勲章、センテナリー・メダルを授与された。『ランタナ』(01)では、オーストラリア映画協会賞に輝いた他、オーストラリア映画批評家サークル賞の主演女優賞にノミネートされた。主な出演作には、 『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』(11)、『キング・オブ・エジプト』(16)などがある。