2022年10月1日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが死去した事が報じられ、世間に衝撃を与えました。

そんな中、同日中にアントニオ猪木さんの公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」 チャンネルが動画を投稿。ニュースサイトでは、それが、アントニオ猪木さんの「最後の言葉(ニュースサイトでは最期の言葉)」であると取り上げました。
アントニオ猪木さんの「最後の言葉」はなにか、動画の内容が気になります。
そこで今回は、アントニオ猪木さんの公式チャンネルの動画について、
- 最後の言葉はなに?
- 動画で見せた燃える闘魂
この2つに注目してお伝えしていきます。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
アントニオ猪木最後の言葉はなに?
アントニオ猪木さんの最後の言葉は、「でも敵がいる限り、いいじゃないですか」です。
2022年10月1日、アントニオ猪木さんが死去した当日、アントニオ猪木さんの公式Youtubeチャンネルの「最後の闘魂」 チャンネルが動画を投稿。“|アントニオ猪木「最期の言葉」”と題した動画を公開しました。
この動画は9月21日に撮影されたもので、今回の動画をきっかけに休止していたユーチューブでの活動を再開する予定だったという事です。ですが、悔しくもこの動画での発言が「最後の言葉(最期の言葉)」となってしまったようです。
動画は、猪木さんが都内の自室でベッドに横たわってインタビューに応じる様子が撮影されています。
冒頭ではユーチューブの再開についてこう答えています。
別にやりたくないよ。やりたくないけどみんなが『やればいいじゃん』って(言うから)。欲も何も全くないんだから。俺。生きていること自体がなんなのか。
「別にやりたくないよ」と、ユーチューブの再開は、自身からではなく、スタッフの提案で再開を決意したようです。
また、自身の病状を公開する事について、以下のように話しています。
見せたくないでしょ。こんなザマを。普通は。でもしょうがない。そしたら反応が逆なのか、同情というか。喜ぶファンもいる? そういうファンもいるということに自分はしっかりしなきゃなあと思います。見て欲しいというと抵抗はある。でもそれがこういう世間が猪木に期待してくれるなら、素直に応えるほかにないんじゃないですかね。
そして、ユーチューブを見た人のコメントに、「僕も元気が出ました」などの声があり、「みんな(視聴者)が勇気をもらっているみたいですけど、どうですか?」の問いに対してはこう答えています。
そういうファンもいるという事に、自分はしっかり分かってなきゃいけないのかなと思います
自分の衰えていく姿は見せたくはないけど、それを見て勇気づけられるファンがいる事をわかってなきゃいけない。そういうファンがいるから、期待に応えねばならないと考え、病状を公開していたんですね。
そして最後に、インタビュアーが「まだまだ猪木さんに先頭を走ってほしいです」と言われ、
この声が一番、俺の敵なの
でも敵がいる限り、いいじゃないですか
と、インタビューを締めくくっています。
これが、アントニオ猪木さんの「最後の言葉」となりました。
最後となってしまったこのインタビューですが、動画の中では「燃える闘魂」を垣間見える場面もありました。
次から見ていきましょう。
アントニオ猪木|最後の動画で見せた燃える闘魂

動画の後半に、アントニオ猪木さんの「燃える闘魂」が垣間見える場面がありました。
それは、「猪木さん、今やりたいこととか何かあるんですか?」と質問された際でした。猪木さんは下のように答えました。
もっともっと世界の環境問題。山ほどあるけど、今手近でやれる事。世界のゴミを消していくこと。
これだけ汚してしまった地球をね、自分たちの手でもう一回、キレイに掃除をするべきだと。
世界に向けて猪木しかできないことを。
「どうだー!」と大きな声を出せる日が、もう、すぐそこに来ています。
以前から取り組んでいた水プラズマによるゴミ問題解決に対して意欲ある発言をしました。
「どうだー!」の言葉には力強さを感じ、猪木さんが「燃える闘魂」を見せた瞬間となりました。
病に伏せっていても、アントニオ猪木さんの「闘魂」は最後まで消えていなかったようです。
今回は、アントニオ猪木さんの最後のユーチューブ動画について、「最後(最期)の言葉」と「燃える闘魂」に注目してお伝えしました。
難病を患い、約3年の闘病の末に亡くなったアントニオ猪木さん。心からご冥福をお祈りいたします。



