タレントのりゅうちぇる(ryuchell)さんが2022年8月26日に自身のインスタグラムを更新。妻のぺこ(peco)さんとの夫婦関係を解消し、『人生のパートナー』になる事を発表しました。
ただ、今まで通り家族3人で暮らす事にも言及し、『新しい形の家族』と表現しています。この発表に世間では「どういうこと?」と、困惑の声が上がりました。
その後、『離婚』である事が報道されましたが、離婚理由が『性自認』によるものである事と、突然の出来事に世間で話題になっています。
りゅうちぇるさんは『性同一性障害』ではないかとの声もあり、気になります。
そこで今回は、りゅうちぇるさんの離婚発表について、
- 性同一性障害?
- 性自認の告白でペコと離婚も『同居』の謎
この2つに注目してお伝えしていきます。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
目次
【りゅうちぇる】性自認の告白でペコと離婚も『同居』の謎
出典:Instagram
【りゅうちぇる】性自認の告白と離婚をインスタグラムで報告
りゅうちぇるさんは、自身のインスタグラムで妻のペコさんとの離婚について発表しました。
投稿の全文はこちら
りゅうちぇる インスタグラム全文
いつも応援してくださっている皆さまへ。
僕たちの家族についてお伝えしたいことがあります。
8年前にてこと出逢い、僕はてこを好きになりました。
女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした。
てこはそんな僕に自信をくれて、男としての幸せを教えてくれました。
お付き合いしていく中で、こんなにも楽しくて、お互いを高め合えて、辛い時も乗り越えられる。
そんな関係性を、そんな愛を、自分が女性と築けるとは思ってもいませんでした。
一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して
夫婦になる道を選択し
そしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました。
かけがえのない息子の父親であること。
信頼できるてこの夫であること。
ryuchellという芸能人であること。
そんなこの上ない幸せな日々を守るために、自分を隠してでも、そう生きていくと心に決めていました。
そんな中、メディアで自分のこれまでの生き方や、”夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、“本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。
これまで皆さまに多様な生き方を呼びかけてきた僕なのに、
実は僕自身は、”夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。
“夫”であることは正真正銘の”男”でないといけないと。
父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、”夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました。
もちろん自分が覚悟して決めた道なのだから、
どんなにつらくても、愛する家族のために自分の本当の気持ちを押しころす事が愛だと、強く強く思う反面、
誰にも、そしててこにさえ、本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました。こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえ辛いと思ってしまう瞬間もありました。
このままでは自分が本当にダメになって
一番守りたい家族のことも守れなくなってしまうと感じ、
これまでの事、今の思いを、てこに全て打ち明けました。
打ち明ける事は本当に怖かったし、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
てこに何と言われるかも想像が出来ませんでした。
だけどてこは、「今まで辛かったね」と泣いて抱きしめてくれました。
その深い愛に涙が溢れて、僕が思っていた以上に、僕がどんな人間であれ、てこは僕という存在を理解し、大切に思ってくれました。
僕自身”夫婦”という形を覚悟して選び、そしててこも覚悟して、僕に人生を捧げる道を選んでくれたのに、
僕の弱さのせいで、夫として、男として、てこを守ることが出来なかったこと。
どれだけ伝えても足りないほど、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、
家族として、パパとしては、
何があってもこの幸せは守りたいと強く思いました。
それから2人で今後についてよく話し合い、これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました。
もちろん、今まで通り家族で暮らします
まずここまで読んでくださった皆さん、きっと驚かせてしまったと思います。
今お話しさせてもらった通り僕には隠していた部分がありました。
その僕を信じて応援してくださっていた方、本当に申し訳ありません。
また、関係者の皆さまには、比嘉企画の代表取締役として多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
そして、最後に信じて欲しいというのはおこがましいですが伝えたいことは、今までメディアに出させていただいた中で発してきた、生き方への考え、そして、てこへの愛の言葉には、嘘はなにひとつありませんでした。
これからは、今こうして皆さまに打ち明けられた事によって、僕自身が認めてあげられた本当の自分で、新しい形の家族を愛していきたいです。
そしてryuchellとしても皆さまに応援していただけるような存在であれるように、
これからは本当の自分を大切に頑張ります。
ryuchell
引用元:Instagram
このインスタグラムへの投稿文には、『離婚』と言う言葉は使われていません。
「これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー」と言う表現で報告しています。
また、「もちろん、今まで通り家族で暮らします」と、今後も同居を続ける事も報告していて、離婚なのに同居?と疑問が残ります。
ネット上でも疑問の声が上がりました。
世間では疑問の声
『離婚』の言葉がなかったため、世間では「どういうこと?」と、疑問の声が上がりました。
結局どういう事ですか?w
離婚しますというお話?
@_saku_ra
隠してた部分はどうでもいいけど、これどういうこと?
要は離婚したけど一緒に住むってこと?
@Rockman_youhei
りゅうちぇる達のやつ、どういうこと?夫婦関係はなし、親は継続。外に恋人を作るのはありなのか?子のために恋人は作らないのか
いろんな形があっていいとは思うが、だいぶ複雑。婚姻関係はあるけど気持ちは夫婦じゃないってことか。本人たちがいいならいいと思うけども。説明が難しいね
@tsuredurekuriko
離婚と明言していなかったので、疑問に思う人もいたようです。
また、離婚するけど同居という事実に、疑問を抱く意見もあります。
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妻『ぺこ』の反応
様々な憶測や意見が飛び交う中、妻であったぺこさんが自身のインスタグラムを更新。
「いろいろな憶測などがあるため、もうひとつだけ、わたしからお伝えしておきたいことがあります」と、自身の思いをつづっています。
出典:Instagram
ペコさんの投稿全文はこちら
ぺこ インスタグラム全文
いつも応援してくださっているみなさまへ
みなさまに、お伝えしたいことがあります。
りゅうちぇるの方からもお伝えさせていただいていただいているので、りゅうちぇるからの言葉を読んでいただけると幸いなのですが、
りゅうちぇるとは ”夫” と ”妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました。
まずりゅうちぇるには、出会ってくれて、好きになってくれて、ましてやはじめて女性を好きになってくれたのがわたしだなんて、りゅうちぇるもえらいこっちゃやなぁと思うほど笑、そして結婚してくれて、かけがえのない宝物 息子と出会わせてくれて、ほんとうに感謝してもしきれません。
わたしにとってりゅうちぇるは、誰が何と言おうと最高の彼氏だったし、最高の旦那さんだったし、息子の最高のパパだし、そして兄妹のようなともだちのような、時にはお母さんのようなそんな存在だけど、わたしは何よりもまず、りゅうちぇるという人間そのものがだいすきです
もちろんわたしは人生すべてをかけてりゅうちぇると結婚したし、一生こうしていけると本気で思えたからこそ、息子にも出会えました。
だから正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。
だけどそれ以上に、もしほんとうにりゅうちぇるがこの先何十年、おじいちゃんになるまでひとりで抱え込み続けていたらと思うとほんとうに怖いし、こうして今 生きて、勇気を振り絞ってわたしに打ち明けてくれたことに、ありがとうの気持ちでいっぱいなのです。
打ち明けてくれた瞬間、ひどいとか、最低とか、だましてたの?とか、ほんとうにそんなことは思わなくて、それはりゅうちぇるがほんとうにたくさんの本物の愛をくれたからだと思います。
そんなりゅうちぇるだからこそ、これからも人生のパートナーとして家族として、いっしょにいたいと思えるし、これからも今まで通り3人で暮らしていきます
もちろん、新しく家族になってくれたアリソンも。
いわゆる ”普通の家族” ではないかもしれないけれど、受け入れ難いかたちなのかもしれないけれど、だけどわたしは息子に胸をはって、りゅうちぇるはすてきなパパだよと伝えられる自信があります。
夫婦って、家族って、ほんとうにいろんなことがあると思う。
きっと誰にも言えないことを抱えて生きている人だって、想像してる以上にたくさんいる。ていうか、ほとんどがそうなんじゃないかなぁとさえ思う。(ちなみにわたしは… 今みなさんにお伝えさせてもらって、今のところない。笑)
そんなこと結局その人、その人たちにしかわからないし、どの道を選んだとしても誰かのことは傷つけてしまうんだと思う。
前を向くことってほんとうに簡単なことじゃないって、27年間生きてきてようやく知ったけれど、だけどどうにかこうにか、どうにかこうにか前を向いて進める道を探してほしいとわたしは思います。
みーんな弱いし、みーんな強い!
何が言いたいかわからなくなってしまってるけど、とにかく、これからもわたしたちは前を向いて変わらずゲラゲラ笑って、時には喧嘩もして、たのしい家族でいたいと思うし、何よりかわいいかわいいかけがえのない息子の成長とともに、りゅうちぇるもわたしも、成長していきたいと思っています
これからはわたしたちのことを呼んでくださるときはぜひ、比嘉ファミリーとか、比嘉家とか、ぺこ&りゅうちぇるファミリーとか?笑
そんなふうに呼んでもらえたらうれしいです 🙂
ちなみにこれからも、変わらず比嘉企画に所属して、のんびりお仕事させていただけたらと思っています!
いつもわたしたちのことをだいすきだと応援してくださっているみなさんを驚かせてしまって、ほんとうにごめんなさい。
これからは新しいかたちの家族となったわたしたちのことを、ぜひ、温かく見守っていただけたらうれしいです!
これからもryuchellを、pecoを、よろしくお願いいたします
peco
引用元:Instagram
まず、りゅうちぇるに対して、「ほんとうに感謝してもしきれません」、「りゅうちぇるという人間そのものがだいすきです」と、感謝と愛情が今までと変わらずある事をつづっています。
性自認の告白については、「正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。」と、打ち上げられた事実にショックを受けた事を認めています。
ですが、勇気を出して打ち明けてくれた事に、「ありがとうの気持ちでいっぱいなのです」と今の気持ちは感謝である事もつづっています。
また、「前を向くことってほんとうに簡単なことじゃないって、27年間生きてきてようやく知った」とも書いていて、打ち明けられた内容が相当ショックなものだった事が想像できます。
すごく悩んだけれど、りゅうちぇるが好きなことは変わらないし、りゅうちぇるからの愛情も変わらないから前を向くことができたのかもしれませんね。
そして、「これからも、変わらず比嘉企画に所属」と、比嘉企画で継続して仕事もしていく事を報告しています。
『離婚』という事実以外には、『今までと何も変わらない』という事なのですね。
それにしても、結婚してからの性自認の告白は、りゅうちぇるさんにとっても、ぺこさんにとっても非常に重い悩みであった事でしょう。
投稿内容には明確には書かれていませんが、りゅうちぇるさんは『性同一性障害』なのでしょうか?
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りゅうちぇるは性同一性障害か
りゅうちぇるさんは、「”本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。」や、「”夫”であることは正真正銘の”男”でないといけないと。」という言葉から、自身が男性であると認識する事が辛かったのではないかと考えられます。
明言はしていませんが、りゅうちぇるさんの性自認は、『男』ではなく、『女』だったという事が言えます。
性自認(性同一性)(Gender Identity:ジェンダー アイデンティティ)
性自認(性同一性)とは、自分の性をどのように認識しているのか、どのような性のアイデンティティ(性同一性)を自分の感覚として持っているかを示す概念です。「こころの性」と呼ばれることもあります。
引用元:法務省
性自認が「女」だったという事であれば、
りゅうちぇるさんは『性同一性障害』であると言えます。
性同一性障害(GID: Gender Identity Disorder)とは、自分の産まれ持った身体の性と、心の性(自分自身が自分の性をどう感じているか)が一致しない状態のことを指します。
引用元:北九州市いのちとこころの情報サイト
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まとめ
りゅうちぇるさんとぺこさんの『離婚』と『性自認の告白』と、2つの同時発表となり驚きました。
ですが、お2人とも家族に対する愛情は変わりなく、これからも変わらず同居していく事もわかりました。
『新しい形の家族』として、これからも幸せな家庭を築いていってもらいたいですね。