椎名林檎(しいなりんご)さんのオフィシャルリミックスアルバム「百薬の長」。その関連グッズが「ヘルプマーク」「赤十字マーク」に酷似していると、批判の声が上がっています。
批判の声が上がる中、問題のグッズをデザインしたデザイナーは誰かを気にする声も上がっています。
そこで今回は、椎名林檎さんのグッズについて、
- グッズのデザイナーは素人?
- ジュネーブ諸条約と国内法違反?
この2つに注目してお伝えしていきます。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
椎名林檎グッズのデザイナーは素人?

今回問題になっているのは、「UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤」を購入すると特典で付属するものです。付属するグッズは3種類あり、アクリル・カードケース「諸々券ケース」、マスクとマスクケースのセット「夢語りマスク」、ミニ巾着ポーチ「これっポーチ」。
その中で問題になっているグッズは2つ。「諸々券ケース」と「夢語りマスク」です。
椎名林檎グッズのデザインが「ヘルプマーク」に酷似

問題になっている「諸々券ケース」と「夢語りマスク」は、それぞれ「ヘルプマーク」、「赤十字マーク」に酷似していると批判されています。
画像で比較して見てみましょう。


確かに、「ぱっと見」では見間違えてしまいそうなほど、デザインが似ていますね。これでは確かに誤認の可能性があるのではないでしょうか。
「ヘルプマーク」、「赤十字マーク」には、以下のような意味があります。
それぞれ、マークを身に付けている人を守るためのマークとして定められているのですね。大事なマークなので、誤認されるデザインが出回っては困ってしまう人も出てきてしまうかもしれません。
椎名林檎グッズのデザイナーは誰?
では今回、椎名林檎さんのグッズのデザインを担当したデザイナーはいったい誰なのでしょうか?
調査しましたが、公式ではデザイナーについては公表されておらず、不明です。
ですが、Twitterにはこんな投稿がありました。
私林檎オタクですが、数年前に5chで”椎名林檎のグッズは林檎の友達がデザインしてる“といった書き込みを見たので、独学の素人レベルの人なのかもしれません。他グッズのデザインのクオリティ的にも素人だなぁと思うことがありました。ちなみに赤十字のほうは20年以上前にも使ってますね
「椎名林檎のグッズは林檎の友達がデザインしてる」といった投稿が過去にあったようです。デザイナーの情報が公表されていないのは、「デザイナーは素人」だからなのでしょうか。
しかし、これについての詳しい情報はなく、憶測の域を越えませんので断定はできませんね。今後、情報が入りましたら追記します。
批判の声が上がる中、この酷似問題について、法の問題を指摘する声も上がっています。
次から見ていきましょう。
椎名林檎グッズはジュネーブ諸条約と国内法違反?

椎名林檎さんのグッズについて、Twitterには法の問題を指摘する声も上がっています。
#椎名林檎グッズ は×ですね。 ジュネーブ諸条約および国内法違反。
椎名林檎の最新グッズ、デザイナーの誰も条約や権利や何やら知らずにすり抜けたのだとしたら大問題だと思う… 赤十字はダメだし、ヘルプマーク模倣は倫理的にも権利的にも(東京都が持ってる)…
前著書で触れたが赤十字マークの保護は突飛で、 こんな全場面で法的に使用制限されるマークは他にない。保護法益が人道性の高い公益だからなのだが、行き過ぎの側面もある。椎名林檎のグッズは身飾品なら赤十字関係者との誤認可能性から変えた方がいいと思うけど、法の在り方を考える機会にもしたい。
「ジュネーブ諸条約および国内法違反」、「条約や権利や何やら知らずにすり抜けたのだとしたら大問題」と、条約や法に違反している事を指摘する意見が多く上がっています。その一方で、「法の在り方を考える機会にもしたい」といった意見もあります。
今回は椎名林檎さんのグッズデザインが「ヘルプマーク」「赤十字マーク」に酷似している問題に注目してお伝えしました。
このグッズ問題に対し、現時点では椎名林檎さんからのコメント等はまだは発表されていません。
グッズ特典対象のアルバム予約は10月7日から始まっています。マーク誤認により困ってしまう方も多くいる問題のため、今後、椎名林檎さんからのコメントが発表されるかもしれません。
今後の動向に注目していきましょう。

